親子三代続く、鹿児島で唯一の本格的な七宝工房
マルチな才能を持っていた創立者の本村宗睦、夫を支えた妻の幸子
高い工芸理念を掲げた活動と制作は、熱い支持者を持ちながらも
経済重視の社会では苦難の道となりました。
娘の睦美と孫の妙は、工芸美術にかける思いを引き継ぎ
今を生きる人々の心が豊かになる活動に力を注いでいます。
本村工芸美術研究所
年譜
1953年 | 本村宗睦(もとむらむねむつ)が鹿児島県工業試験場の指導官を経て独立、本村工藝を創業。 木工、染色、彫刻、竹工芸などで建具や特産品を生産、販売する。 |
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1960年 | 本村工芸教室の生徒4名全員が入選し、新聞に掲載される。 |
1967年 | 七宝、彫金を取り入れた作品制作、販売を開始する。 七宝教室を開設、県下の美術教師などにも指導を行う。 |
1975年 | 県下の美術家を中心に、会員200名に及ぶ「鹿児島七宝会」を設立。 |
1976年 | 鹿児島三越にて「発足1周年記念 鹿児島七宝綜合展」 |
1977年 | 南日本新聞社にて「第2回鹿児島七宝展」 |
1978年 | 社屋を新築し、屋号を「本村工芸美術研究所」と改める。 |
1980年 | 山形屋にて「本村工芸美術研究所展」 |
1988年 | 本村宗睦著「七宝事典」(七宝技法書)を木耳社より出版。 |
1989年 | 「七宝事典」が南日本出版文化賞を受賞、各地で宗睦の個展を行う。 |
2003年 | 宗睦の急死により、妻の幸子がアトリエを継承。 長女の睦美、孫の妙が神奈川より帰郷、七宝を学び始める。 |
2004年 | 山形屋画廊にて「本村宗睦遺作展」 |
2006年 | 山形屋画廊にて「本村宗睦と弟子たち展」 |
2010年 | 区画整理により工房を解体、仮工房での営業を開始。 |
2011年 | ギャラリーカフェ ぼちぼちにて「七宝・彫金小品展 本村宗睦同門展」 |
2012年 | 旅行人山荘にて「七宝・彫金展 本村工芸~親子三代とその弟子たち~」 |
2013年 | 現在地に新工房建設、営業開始。 |
2015年 | 「七宝・彫金教室作品展 新芽」(本村工芸美術研究所) |
2016年 2月 |
「中嶋邦夫エマイユジュエリー展」(本村工芸美術研究所) |
12月 | ジュエリー技術を取り入れた、アクセサリー商品の制作・販売を本格的に開始。 |
2017年 4月 | 「本村工芸教室50人展」(本村工芸美術研究所) |
2018年 5月 | 「本村宗睦 七宝事典とそれから…」(本村工芸美術研究所) |
2019年 9月 |
日本橋髙島屋「手仕事展」に出展。 |
12月 | 幸子の死去により、長女の睦美が事業継承。 |
2020年 7月 |
ベルハウジング霧島展企画展「重層ーかさなりゆく時ー」 |
9月 | 髙島屋横浜店「手仕事展」 |
10月 | 山形屋「七宝・彫金へのいざない展」 |
2021年 6月 | ギャラリー白樺にて「Tae K. 髙市節雄二人展」 |
7月 | 髙島屋新宿店「手仕事展」 |
10月 | 山形屋「七宝・彫金展」 |